清明節

今日は二十四節気の清明、中国の祝日です。

中国では、清明節に家族で先祖の墓参りに行き、きれいに掃除をしてたくさんのお供えをします。

今年は新型コロナウィルスの拡散防止のため、上海などは、多くの人が集まるのを避けるために墓地に訪れる人を厳しく制限し、ネットでの予約制になっているようです。

また、墓参りができない人用に、墓の掃除や供え物を代行するサービスがあり、その様子を写真やビデオで見ることが出来るそうです。

 

清明節は、中国緑茶にとっても重要な時期です。

中国を代表する龍井茶や碧螺春などは、清明節まえに摘まれた「明前茶」が最高級。ここから穀雨まで、そして穀雨後と摘む時期が遅くなるにつれ、だんだん茶葉の値段が下がっていきます。

 

今年はコロナの影響で、減産や価格の高騰などが想定されますが、茶業は中国にとって国策なので、そう遅くない段階で市場に出回ってくると思います。いや、願っています!

コロナ騒ぎがなければ、今月上海に行って新茶をGETできたはずなのに・・・残念です。

生産者の方々におかれましては、大変な苦労を強いられていることとお察しいたします。一刻も早い収束を願うとともに、新茶を味わえる時を心待ちにしています。