茶寵<みかん>

プライベートサロンのお客さまから、面白いものを頂戴しました!

 

「お湯をかけると色が変わる置物」

茶盤の上に置いて、あまったお湯やお茶をかけると、あら不思議~

渋~い色から鮮やかなオレンジ色に変わります。

この段階で蜜柑であることが分かるという仕組みなのかな...

 

わが家にも、お湯を注すと絵が浮き出る磁器のカップや、水を噴く小さな陶器の動物の置物がありますが、中国にはこの手の玩び物がたくさんあるんですね~

 

中国茶の世界では、茶壺を育てる「養壺」という言葉があります。

紫砂でできている茶壺にお茶をかけて茶の成分を吸収させ、年月を経ると独特のツヤや深み、美しさが増してきます。

 

”茶壺にお湯をかけただけで茶の香りが漂ってくる”

”その茶壺で淹れたお茶は美味しくなる”

 

その境地にたどり着くにはまだまだ年月がかかりますが、私の茶器たちもそうなれるように可愛がって育てていこう!