中国茶研究講座オンライン、第2回目の今日のテーマは「高山烏龍茶の相場感」
台湾高山茶も今頃春の茶摘みの真っ盛りでしょうね〜
先に暖かくなる標高の低い産地は先月から茶摘みがはじまり、最高峰の梨山あたりは来月下旬には収穫を終えるはずです。
高い山の気候と土壌に恵まれて、生産者の労苦と様々な幸運によってもたらされる恵みに、どれほどの人が虜になったことだろう・・・"高山茶は嫌い"と言う人に出会ったことはないです!
国内外で人気の高山茶は、ずーっと以前から深刻な供給不足に陥っていて、国外から輸入した茶葉を台湾茶と偽って販売するケースが後を絶ちません…
高山茶はとにかくコストがかかるので、価格を抑えるためには海外産の安い茶葉を混ぜざるを得ない…現状なのですね。
高山茶の生産者が安全で高品質な茶葉を作るために、それを正当な価格に転嫁し売買出来るように、消費者側が受け入れられる体制を整えていかないと先細りになってしまう・・・
海外産がどんなに安くても、台湾の風土を好む消費者は少なくないはずだから…
あるきちさんの講義を聞きながら、
様々なタイプの阿里山茶を味わいながら、高山茶の行く末に思いを馳せていました☺️
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